随感随筆

お寺での日々

三度目の「今週のお題」

今週のお題「お風呂での過ごし方」

 

日々、

京都の方のお寺と、

滋賀の方のお寺を、

行き来しております。

 

京都の方のお寺にも、

滋賀の方のお寺にも、

お風呂は御座います。

 

ではまず、

京都の方のお寺での

お風呂の過ごし方をば。

 

京都の方のお寺のお風呂は、

結構近代的なお風呂場で御座いまして、

「括り」がよくわかりませんが、

『ユニットバス』みたいな感じ、

でありましょうか⁉

 

お部屋の仕切りの扉を開けますと、

まず「洗面所とお手洗い」があり、

その横に「お風呂場」への扉があります。

 

その「洗面所&お手洗い」と、

「お風呂場」との境目の扉の縁が、

きっと、パッキンなんです。

きっと、そのパッキンがダメなんです。

 

甘い考えで、ヘラヘラと、

シャワーを浴びながら、

剃髪などしようものなら、

お風呂場から退出した途端、

「洗面所とお手洗い」が、

吃驚するほど、水浸しになっています。

 

なので、京都の方のお寺のお風呂に入る時は、

お風呂場の扉の真正面に位置しているシャワーのフックを一切利用せず、

しかれども、シャワーを最大限に利用しながら、

いかにお風呂場の扉のパッキンにシャワーのお湯がかからないようにするか、

細心の注意と工夫をもって、シャワーを浴びなければなりません。

 

次に、滋賀の方のお寺のお風呂の過ごし方につきまして。

滋賀の方のお寺は、

由緒正しき、昭和を代表するかのような、

タイル張りにステンレス湯舟にて、とても快適な空間で御座います。

 

ただ、このお風呂を堪能致しますと、

何故かしら、お寺の玄関の土間、約十畳程度が水浸しになります。

 

もう、結構な程度のビタビタ状態になります。

水中の生物を育てられる勢いであります。

 

恐らく、排水溝の問題なのではないかと思われます。

なので、必要最小限のお湯で用を済ませるように、

細心の極細の注意を払い、

なるべく、玄関をビタビタにしないように心掛けております。

 

従いまして、今週のお題「お風呂での過ごし方」

それは、より少ない「お湯漏れ」を目指す!

ことに尽きるのであります。

 

今夜より、明晩!

お湯漏れ、なかれ!

アーメン!