昨日の午後、滋賀のお寺付近で
地域の仏教会による托鉢を致しました。
師僧はじめ他宗派の和尚様方と
ご一緒に修行させていただきました。
軽く汗ばむほどの陽気で、
時折、吹き抜ける風が心地よかったです。
我が師僧もそうなのですが、
他宗派の和尚様方もご高齢の和尚様が多く、
皆様一歩一歩、一生懸命に歩かれておられました。
托鉢に歩かれる尊い御姿、
≪財宝二施、功徳無量、檀波羅蜜、具足円満、乃至法界、平等利益≫ ナム~
僧侶冥利に尽きる一日でした。合掌
去年の秋のとある法要で、平たく言えば
『太鼓を叩く役』のデビューを果たしました。
その際、師匠に何点でしたか?と、
採点をお願い致しましたところ、
【60点ギリギリ合格!】との判定を頂戴いたし、
悦に入ったことが懐かしく思い出されます。
さて先日、去年の秋とは違った法要で、
『太鼓を叩く役』を任命され、その法要の
前々日から完全徹夜でお稽古をはじめました。
が、なんと恐ろしいことに、
一通り通しでのお稽古すら到達出来ず
法要当日を迎えてしまいました。
数日間の緊張が高まり、いざ法要開始。
・・・内容はご想像にお任せ致します。
法要終了後、師匠に何点でしたか?と、
前回同様、採点をお願い致しましたところ、
なんともまぁ【マイナス30点!】という、
驚愕の判定を賜りました。
そこで心の友に、マイナス30点を賜り
凹んでおります報告を致しましたところ、
心の友:マイナス30点を賜われ羨ましいですっ!
拙 僧:ええっ!ど、どうしてですか⁉
マイナスですよ、マイナス!マイナス30点っ!!
心の友:だって拙僧は、今日、途中で道具を取り上げられて、
採点すらしていただけない状況でしたからっ!
甚だ不謹慎で誠に申し訳御座いませんが、
思わず、噴き出してしまいました・・・・
心の友よ、御免なさい。
心の友には本当に申し訳ないのですが、
心の友のお蔭様にて、下手くそでも
最後までその役目をさせて頂けたことの
有難さに気付かせて頂くことが出来ました。
師僧はじめ他の役僧の皆様に大変ご迷惑を
お掛け致してばかりで心苦しくありますが、
出来る限り精進してまいりますので、
これからも何卒宜しくお願い申し上げます。
一番の問題点、本質は、
>その法要の
>前々日から完全徹夜でお稽古をはじめました。
ここだすなぁ・・・・
さて、何でしょう⁉
じゃっじゃぁ~ん!
正解は、ふきのとうでした~
画面左側にギュ~ンと伸びているのは、
なんと、紫陽花!
通称、額草(ガクソウ)なのだそうです。
確かに葉っぱは、紫陽花の葉っぱです。
あとは、桃色のチューリップと、
黄色いラッパ水仙。
タイトルをつけるとするならば、
『春の微笑み』なんて、どうでしょうか。
色鮮やかなお花を通じて、
春の訪れを感じることが出来ますねぇ。
勿論、こちらの画像は、
師匠に手直し頂いた後の作品であります。
ビフォーアフターのアフターです。
では、ビフォーアフターのビフォー、
師匠手直し前の、
拙僧の渾身の作品をご覧くださいませ。
ジャッジャ~んッ!
タイトル『春が来るとでも?』
桃色と黄色のお花がふたつとも
こちらを突き刺すように
ガン見?威嚇?してますよね。
コ、コワッ・・・
い、いけばなって、
ほんと楽しいですっ!
うぅ~む、
寺の要素が画面左下にしかないかも・・・・
お師匠様曰く、
『坊主が花のひとつも
いけられないでどうするのだ!』
とのことでありますので、
お師匠様の池坊いけばな教室のお稽古に、
僭越ながら拙僧も混ぜて頂いております。
今回の花材は、
雪柳
チューリップ
でした。
うっかり、チューリップのことを
ユリと表現してしまい、
愕然とされました。
お花の名前を覚えることも大切ですね!
ではまず、弟子作をご覧くださいませ。
ユリ チューリップを主役にしてみました。
思考回路がわからない…と、唸られながら、
お師匠様が手直しをしてくださいました。
それでは、どうぞご覧くださいませ、
お師匠様お手直し作品。
如何でしょうか。
拙僧が主役としたユリ チューリップがぁぁぁ
ここで一句!
チューリップ チョキチョキ切られ 雲隠れ
次回のお稽古が楽しみです!