滋賀県東近江市のお寺で毎月、午前は正眼寺、午後は小松寺にて観音講ご縁日の法要を厳修しております。
正眼寺では、観音様のお経をお唱えし、小松寺では、お参りの皆様とご一緒に西国三十三ヶ所御詠歌を奉唱しております。
その際、昨年末までは師僧が法話をなされておられましたが、今年1月から愚僧が法話をさせて頂くことになり、先般、齢57才にして法話デビューさせて頂きました。
これまで師僧の法話は大変評判が良く、師僧の法話を楽しみに観音ご縁日に足を運んでくださるお参りの方が多いようにお見受けしておりましたので、負荷は甚大でした。
況してや元々、人様の前でお話することが大の苦手で、幼い頃はうんともすんとも言わぬ上、よそ様から喋り掛けられただけで泣き出す不埒極まりない子供だったこともあり、殊更、負荷は甚大の甚大の甚大でありました。
しかしながら覚悟を決めまして、『活潑潑地(かっぱつぱっち)』と題してお話をさせて頂きました。拙い話を、温かい眼差し、優しいお心遣いで一心に見守ってくだいましたお参りの皆様方には心より感謝申し上げるばかりでした。
そしてその拙い初法話のあと、師僧が補足の上、ご自身の雲水(修行僧)時代の『活潑潑地(かっぱつぱっち)』体験談などをも交えてお話しなされ、見事にまとめてくださいました。お蔭様にてお参りの御方様からは、法話を二つも聞けたと喜んで頂けました。誠に有難う御座いました。
『法話』も経験を積むことが大切だと思いますので、お参りの皆様のお力をお借りしながら、地道に苦手意識を克服しながら、精進してまいりたいと思います。が、今、思い出しても緊張がぶり返しますし、来月のことを考えても緊張してしまいます。
そこはやはり、過去はもうない、未来はまだない、過去を振り返らない、未来を妄想しない心得で、今日なすべきこと、今なすべきことに着目しながら過ごしてまいらねばと浅慮するばかりであります。合掌
