『瓢箪図(ひょうたんねんず)』なるモノをご存じでいらっしゃいましょうか。
投げかけておきながら、当方、全く解っておらず、甚だ申し訳御座いませんが、適当に申しますと、ヌルヌルなまずをツルツルひょうたんで捕まえようとする、この矛盾をどのように解決するかを、時の将軍が禅僧31名に賛詩を書かせたモノであるらしいです。
いやはや、ヌルヌルまなずをツルツルひょうたんでは掴めなさそうですね!
例えれば、ドラえもんのまん丸いお手々で、ナマズは捕まえられそうにありませんよね!
さて、本日の夕刻。
京都の方のお寺の境内地から見えた『夕日』が本当に美しかったので、師僧より、ブログ掲載用の写真を撮ればよろしかろ!とのお達しがありましたので、早速、意気込んで、少しだけ山を登って『夕日』を撮影しに参り、師僧にその画像を見て頂きましたら、師僧曰く「あれほど素晴らしかった『夕日』が、どうしたらこのようなコトに・・・」との絶句画像ではありますが、もし宜しければ、ご覧くださいませ。
確実に目の前で繰り広げられている美しい自然が織りなす景色。山の上に登りさへすれば、間違いなく素晴らしい写真を撮影できるであろうと確信致し山の上に登りましたのに、恐らく撮影出来損ねた『夕日』。
・・・ヒョウタンネンズ、
ヌルり、ヌルりと、
何かをつかみ損ねながら・・・
掴めそうで掴めない『真実』、
果たして、『真実』とは、
掴むようなモノなのでありましょうか。
果たして、『夕日』とは、
撮影するようなモノなのでありましょうか。
師匠曰く、『写真も下手なんだ・・・・』
『写真も』、『も』って、
罪深き『も』・・・