随感随筆

お寺での日々

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ノンフィクションであってほしいお話

日々、京都の方のお寺の予定、 滋賀の方のお寺の予定が、 それぞれ入ってきます。 それらの予定に合わせ、 京滋間を不定期で往来しています。 予定により、日に二度、 京滋間を往来することもありますし、 二、三日は、 一ヶ寺に留まっていることもあります…

つ、ついつい・・・

京都の方のお寺の近くに、 カレー屋さんが新規OPENされました。 新規OPENと同時に、人気店となられ、 テレビで放映もされておられました。 僧侶が、匂いや刺激が強いであろう、 超本格的なインドカレーを食しても、 よいものなのか否か解りませんが、 否、核…

お坊さん応援歌(ラップ調でお願い致します)

僧侶も,Yo 日々研鑽 重ねる,Yo 今は まだ 老僧じゃないお坊は,Yo 老僧から 学べるThanks,Yo,Yo,Yo 今はもぅ 既に 老僧のお坊は,Yo,Yo,Yo 新たな気づきに 出合えるThanks,Thanks,Yo,Yo,Yo Bo Bo Bo! おBoさん! Yo!Yo!Yo!Yo! オボウサン! …

はじめての今週のお題

今週のお題「眠れないとき、どうしてる?」 例えば、(かなり端折っておりますが…) とある年の12月31日~1月2日のスケジュール 08:45~16:45 京都の寺の寺務所にて通常勤務 16:45~21:30 京都の寺の寺務所にて特別勤務 21:30~24:00 京都の寺の朱印所…

秋彼岸お出迎えの花

にょぉ~ん にょにょにょぉぉ~~んんんんんん・・・ん、ん? ハ、ハラハラ… ハラハラララッ、ピ、ピ、ピピンピィ~ン チ、チラッ、チラチラッ ク、ク、ククイイイイッーーーーッ! からの、 キイッ、パッ プゥ~~ンンンン ようこそ、お参り下さいました、 …

ヌルりと『も』

『瓢箪図(ひょうたんねんず)』なるモノをご存じでいらっしゃいましょうか。 投げかけておきながら、当方、全く解っておらず、甚だ申し訳御座いませんが、適当に申しますと、ヌルヌルなまずをツルツルひょうたんで捕まえようとする、この矛盾をどのように解決…

事実は、奇なり

TVのとあるニュース番組で京都の方のお寺を 約7分間に亘り、放映して頂けることとなり、 一般的に、TV放映後の翌日は、 沢山の拝観のお客様が見込める! との情報を得ておりましたので、 当方も御多分に漏れず、 そうなるのであろうと薄々思っておりました…

『想像力』

『想像力』とは! 自分の身を危険から守るために出来た力である! とか、ないとか・・・ 御免なさい、全く知りませんし、解りません。 でも今夜は、もし宜しければ、 自分の身を危険から守るための『想像力』ではなく、 自分の心を慈悲、慈愛の心で満たすべ…

秘すれば、月

秘すれば花なり 秘せずば花なるべからず ~世阿弥『風姿花伝』~ 今朝4時半になっても、 お月様が煌々と輝いておりましたので、 思わず写真を撮りました。 さぞや美しいお月様が撮れたであろうと思いました。 それが、こちらの写真です。 宜しければ、ご覧…

新米の季節

師僧は、 滋賀県3ヶ寺と京都1ヶ寺の住職をしておられます。 それらのお寺で、それぞれの法要があります。 今もまた、4ヶ寺のお彼岸法要がありますが、 それぞれお寺によって法要の形式が違います。 どの法要にしても、はじまるまでの準備が大変です。 実…

凹凸☐〇

昨日、今日と計3回、本山で法要がありました。はじめてそれらの法要に出頭することが許される立場となり、歓喜と緊張の二日間でした。付け焼刃でしたが、お経の勉強もしました。昨日と今日の早朝の2回目までは、歓喜と緊張を全身で堪能できました。そして…

本来、可憐

伝わってこなさすぎる写真 数日ぶりに滋賀県のお寺に戻りましたら、お寺のお庭に秋海棠が咲いており、その可憐さに癒されました。そしてその可憐さをお伝え致したく写真を撮ってまいりましたが、『左右の大きさが違うハート形の葉のわきから赤い花茎を伸ばし…

秋陰の朝

お早う御座います。 どんより曇った空の下、そよそよと風が桜葉を揺らし、 枯れ葉が宙を舞い、秋の気配が漂っています。 台風14号の接近も気になるところです。 生けた時は蕾だったユリがひとつ咲きました。 今日も一日、励みましょう。

草冠に秋

お花のお稽古で余ったリンドウとカーネーションと、 お庭に咲いていた萩です。 このころの暁露に我がやどの秋の萩原色づけにけり ~万葉集第10巻2213~ 昨日、様々なお立場の方々のご尽力により、 無事にテレビ放送用の撮影取材が完了致しました。 関係各位…

閑かに心を澄ましながら

ユリ、カーネーショトルコキキョウ、アンスリウム、レザーファン、水引草、紫式部 ほんのり肌寒く、しとしと小雨が降っていた今日、池坊のお花を習い始めて6回目のお稽古日でした。お花を生けはじめると、そこにはお花と自分しかおらず、お花を生け終わると…

自〇自△

虫の音が心地よく耳に響く、暑くも寒くもない程よい加減の日曜日の朝です。 お寺での生活は、365日無休のようで、毎日が日曜日のようにも感じます。 自由と不自由は表裏一体であるような気が致します。 徳川家康公の言葉に『人の一生は重荷を負うて遠き道を…

吾もまた紅なり

ピンポンマム、ナツハゼ、吾亦紅、リンドウ、カーネーション(スプレー) ピンポン玉のようにコロコロとした球体が愛らしいキク、 伸びやかに自在に羽を広げるナツハゼ、 赤や紫と色鮮やかに咲き誇るカーネーションとリンドウ、 それらのはざ間を縫うように、…